セカンドライフが一般でも知られるようになってきた。ガイドブックなどもでている。国内企業も、セカンドライフと競合する「国内版仮想空間」を作る試みがなされている。
仮想空間ビジネス単体のビジネスモデルは、サーバーのホスティング、ポータルとほとんど同じような感じを受ける。土地=サーバー、会員管理、仮想通貨=ポイントといった具合だ。
もし国内で仮想空間ができて勝ち組になるとしたら、サーバー・会員・ポイントのどれかで勝ち組になっている会社またはサービスだ、と考えるのが普通かと思う。
しかしこれはあくまで、「国」の概念でビジネスを斬った場合の話かと。セカンドライフを見て私達日本人が考えなくてはならないのは、私達も空間内で「どの国のサービスかすら意識せずにビジネス・消費ができるスキル」が必要であるということかと思う。
世界標準のビジネス→日本人にもわかりやすいものにして国内でビジネス、というところの「ゲートウェイ機能」、というのが日本のネットビジネスの縮図なのかなと。
これからは逆に考えなければ。「日本人がもっている頭脳やクリエイティビティ→世界標準の中でもわかりやすいように色づけして」。