米Apple、iTunes Storeでビデオレンタルを開始

スティーブジョブスのCESでのプレゼンをご覧になった方も多いと思うが、今年もAPPLEの動きが目が離せない。

iTunesでついにビデオレンタルが始まった。というかもはや「セル」「レンタル」という言葉もあと数年の命と思う。コンテンツを届ける手段そのものではビジネスにならなくなることを意味する。

幸いある程度英語が聞き取れる私には、面白ければ英語でも日本語でもコンテンツを楽しめる。というと少々自慢気に聞こえるかもしれないが、世界ではそういう考えの人のほうが普通である。ということは国のレベルを超えて魅力あるコンテンツは流れていくことになる。

Appleの話に戻ると、さて次は何が出てくるかを予想するのは楽しいことだ。私が欲しいなと思うのはiTunesの中を自由にディレクションできる機能。つまりiTunes内に自分の好きな映像メディア(例えばhuluとか日本でいえばニコニコ動画)を登録できる機能だ。そうすればコンテンツ管理はすべてiTunesで集約できて便利だ。

国内のコンテンツプロバイダー、放送・流通 、デバイス いずれも強いインパクトのある動きが見えない。いやみえたとしても世界の人々にインパクトを出せる動きはなかなか出ないだろう。望みは任天堂社だけなのかもしれない。