OpenIDファウンデーション・ジャパン設立へ–ミクシィやヤフーも参加:ニュース – CNET Japan
私の場合は一昨年からシングルサインオンの各システムに変わる新しい仕組みとしてOpenIDの動きをウォッチしてきたが、そろそろ普及の兆しが見えてきたのだろうと思う。
ネットで会員ビジネスを行う場合、「個人⇔ID」として「厳密に個人とIDを管理する」ほうがよいビジネスと、「建前上はしっかり管理は行うが、本音は厳密でなく、むしろ厳密でないほうがありがたい」ビジネスが存在する。
わかりやすい例では、管理すべきビジネスは決済である。有料でなんらかの決済を行う場合、決済をおこなうべき個人を特定する必要がある。というよりID⇒クレジット番号 さえ厳密であれば、個人まで特定できなくてもビジネスはできる。
管理をなるべくしたくないビジネスはいくつか存在するが、blogの場で述べるのは少しふさわしくないのでやめておく。
このOpenIDは、IDでサイト認証する際の仕様を共通化するものと理解しているが、ビジネス利用することになったら、結局上記の2つの用途で使われることは間違いないだろう。つまり「私が特定できるID」と「サービス利用はできるが私自身は特定できないID」が並存するということだ。