通信・放送融合加速し脱・後進国目指せ(ネット時評)

こちらに慶應の中村教授がわかりやすく解説しておられるが、通信・放送分野でも「世界の蚊帳の外」になりかねない状態、いや手遅れかもしれない状態である。現に地上波放送を楽しく毎日2~3時間見ている人はどのくらいいるのだろうか?私は多くの時間をネット接続のPCの前で過ごしているので、放送コンテンツを利用する必要性を感じないが・・。中村教授がおっしゃるように、コンテンツ分野は政策面と法律面での改善が真っ先に必要なのかもしれないが、それである程度は進むにしても、グローバル化の波はどうすることもできず、優秀な物(人やコンテンツや企業)ほど世界で挑戦すべく外へ出て行ってしまう状況は変わらないであろう。優秀な物ほど日本に入ってくるようにしなければ、政策をいじっても日本の将来は暗いと思う。

遠回りかもしれないが、「教育」の見直しをして、人材の作り直しの時が来ていると思う。

話がそれてしまったのだが、コンテンツ分野では地上波デジタルが始まるころには、人々は海外コンテンツも普通に楽しむようになり、日本でゲートウェイの役目をしているテレビ局やビデオ流通の存在意義が薄れていくだろう。もっとも日本人が海外コンテンツを理解するだけの語学力を含むリテラシがあることが前提だが・・・今のつまらない地上波と一緒に沈没していく可能性もあるかも。

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