ネットエイジがインキュベーションする新規事業、テレビブログ。
テレビ番組がコンテンツのキーになり、ブログが作れるサービスだ。
このビジネスの本当のコアコンピタンスはよく理解できていないのだが、素朴なところではまず、テレビが放映されてからブログ記事が書かれるのだろうなと。そうすると、ブログ記事を読んでから面白いと思ってテレビを見ることは困難だ。まあ録音をマメにやる人は別ですが。
将来の蓄積型放送にならないと、これは実現しない。
ではテレビ番組発で発生したうわさやらコメントやらがネット上で伝播する際のツールになる、つまりテレビ番組がURLに対応して、様々な情報とリンクする。リンクをたどって情報伝播の様子が追える、といった、まあ最近のネットサービスではありがちな流れが想像できる。

しかしテレビ番組は一般的にマス向けに作られているので、かなり後ろのウィンドウだと思われる。つまり感度の高い消費者にとっては、テレビ→ネットの情報の流れでなく、ネット→テレビの流れが有益なんじゃないかと。

そうすると、テレビが「番組が検索エンジンで検索されないと視聴率が稼げない」テレビ番組のSEO的な市場が眼に浮かびます。

新聞や雑誌等のテレビ番組情報の告知で十分な視聴率が取れた時代が変わっていくかも知れません。

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